メゾンマルジェラの「グラムスラム (Glam Slam)」は、2018年春夏コレクションで初登場した、クッションのようなふっくらとしたキルティングが魅力の人気バッグです。
国内外のセレブやファッショニスタに愛用され、瞬く間にメゾンのアイコニックなアイテムになりました。
しかし、その人気に乗じて中古市場には多数の偽物も出回っています。
本記事では、
- 偽物と本物の違い(品質、素材、縫製、タグ、刻印、内部仕様など)
- 偽物の流通状況(どこで多く見られるか、どのような経路か)
- 偽物を購入するリスク(品質・法的リスク、転売時の問題)
- 偽物を避けるための対策(信頼できる販売店、チェックポイント、鑑定方法)
- 安心して正規品を購入するための方法(中古での安全な買い方、正規ルート)
これらを網羅的に解説します。中古での「グラムスラム」購入を検討している方が、偽物を掴まされないように十分な知識を身につけ、安全に取引できるようお役立てください。
グラムスラム (Glam Slam) とは:デザイン・特徴・人気の背景

2018年春夏コレクションでの初登場
グラムスラムは、メゾンマルジェラの2018年春夏コレクションで初めて披露された新作バッグです。
登場した瞬間から、そのクッションのようなフォルムとキルティングレザーの独創的な魅力で多くのファンを虜にしました。
なめらかなラムスキンを用いたふかふかの質感と、ボリュームのあるシルエットは、当時のバッグトレンドとはひと味違うインパクトを放っています。
マルジェラの既存コレクションでは、5ACなどシンプルかつ構築的なバッグも人気でしたが、このグラムスラムはまったく別のアプローチ。
身体にフィットする柔らかさを重視し、かつモードブランドらしいアバンギャルドな存在感を持ち合わせています。ファッション誌では「マルジェラの新時代を象徴するバッグ」として大きく取り上げられました。
「ふっくらクッション」デザインの魅力

グラムスラム最大の特徴は、「ふっくらクッションのような見た目」です。
キルティング加工が施されたレザーには程よい厚みがあり、もこもことしたシルエットを生み出します。
実際に触れてみるとかなり柔らかく、他のブランドのキルティングバッグとはまた違う手触り。
ラムスキン特有のしっとりした質感が、所有欲をかき立てるポイントでもあります。
さらに、ショルダーストラップやハンドルを取り外してクラッチのように抱えて持つスタイルも可能。まるでクッションを抱きしめているかのようなルックスが、他のどのバッグにもない独自のかわいさやモード感を演出します。

サイズ・カラー展開とバリエーション

グラムスラムは、シーズンごとにさまざまなサイズやカラーが展開されています。
初期はホワイトやブラックなどベーシックなカラーバリエーションが中心でしたが、シーズンによってはメタリックカラーやパステルトーン、あるいは柄物や異素材とのコンビなどもリリースされてきました。
サイズに関しては、ミニサイズのクロスボディ的なものから、肩掛けできるミディアムサイズ、さらにはラージサイズやトートのように使える大容量のものまで、多岐にわたっています。
最近は「ホーボー型」のグラムスラムも人気が高く、丸みを帯びたシルエットでコーディネートにやわらかい印象を与えてくれます。
さまざまなスタイリング例とコーディネート

グラムスラムの特徴的なデザインゆえ、一見「合わせるのが難しそう」と思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、カジュアルからフェミニン、モードスタイルに至るまで、驚くほど幅広いコーディネートにマッチします。
たとえば黒のライダースジャケットにデニムパンツというロックテイストの着こなしに、グラムスラムのホワイトやレッドを投入すると、一気にモード感がアップ。あるいは、ゆるやかなニットワンピースにラージサイズのグラムスラムを抱えるように持てば、リラックス感あふれる都会的コーデになります。
インフルエンサーやセレブリティもこぞって愛用しているため、SNS上でもコーディネート例が多数シェアされています。
それによりグラムスラムの人気はさらに拡大し、「いつかはグラムスラムを持ってみたい」「中古でもいいから手に入れたい」というファンが増えていきました。

人気が高まるにつれ増える偽物
しかし、人気上昇にともない問題となっているのが「偽物の急増」です。足袋ブーツなど他のマルジェラ定番アイテムと同様に、グラムスラムもコピー品のターゲットとなり、フリマサイトなどで数多く出回るようになっています。見た目がクッションのようにふんわりしているぶん、一見するとディテールの差がわかりにくい面もあり、初心者が誤って偽物を購入してしまうケースが報告されています。
本記事では、このグラムスラムの偽物を的確に見分けるために、素材・縫製・タグ・内部仕様などを総合的にチェックする方法を詳述します。また、偽物市場を取り巻く問題点や、法的リスク、正規品を安全に入手する術などもあわせて解説しますので、最後までぜひご覧ください。

マルジェラ グラムスラムの偽物が出回る理由と現状

ラグジュアリーブランドの宿命:偽物のビジネス規模
ラグジュアリーブランドの商品には、高値がつきやすく需要も大きいため、世界的な「偽物ビジネス」という巨大マーケットが存在しています。バッグやシューズ、アパレルなど、特に人気の高いブランド・モデルほどコピーされるリスクが高く、ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチなどの超有名ブランドに限らず、マルジェラのようなモード寄りのブランドも例外ではありません。
偽物を作る側からすると、人気が高まってきた時点でコピー品を大量生産し、市場に出回らせることで大きな利益が得られます。グラムスラムはここ数年で一気に注目度が上がったため、そのタイミングでコピー品が横行し始めたと言えるでしょう。
フリマアプリやネットオークションでの偽物氾濫
近年、日本国内で特に偽物が出回っているのがメルカリ、ラクマ、ヤフオクなどの個人間取引プラットフォームです。出品者が個人名義であれば、店舗のように厳密な鑑定を行う義務が課されないため、偽物が紛れ込みやすい状況にあります。
- 定価20万円以上するグラムスラムが、新品同様で3〜4万円台
- 出品タイトルに「並行輸入」「海外アウトレット購入」などの文言
- 写真が公式サイトの転用や、全体像だけでタグ・刻印が不明瞭
このような出品が多々見受けられ、実際に購入してみたら「内タグが怪しい日本語表記だった」「カレンダータグのフォントがずれていた」と後から発覚するパターンが後を絶ちません。フリマアプリ側も偽物の取り締まりを強化はしているものの、膨大な出品数をリアルタイムで精査するのは難しく、抜け穴が残っているのが現状です。
中国・東南アジアの大規模コピー工場

マルジェラの偽物は、主に中国やベトナムといった東南アジアで大量生産されているといわれています。
現地のコピー工場では、人気ブランドの最新作を素早く分析してパターンを起こし、安価な素材や低コスト労働を使って大量に製造。
その後、バイヤーやネット業者によって日本を含む世界各地に転売されるのが典型的な流れです。
バッグ一つあたりの製造コストはわずか数千円〜数万円程度でも、日本の中古市場に出せば数万円〜10万円近くで売れる場合があります。この莫大な差額が偽物ビジネスの原動力となり、ますます精巧なコピーが作られ続けているのです。
スーパーコピーの台頭と偽物の巧妙化

近年、偽物のクオリティはかつての「安っぽいコピー」とは比べものにならないほど巧妙化し、「スーパーコピー」や「ハイクラスコピー」と呼ばれるレベルのものが増えています。
素材に本物同様のラムレザーを使い、ステッチやタグもかなり精密に模倣されているため、素人目には一見して判別が難しいケースがあるのです。
ただし、いくら精巧でもどこかにほころびが出るのが常。例えばタグのフォントが微妙に違う、内タグに小さな誤字がある、金具の刻印が浅い・軽い、保存袋が正規品とは違う形状……など、細部を丹念にチェックすれば見抜ける場合が多いとされています。
本記事の後半では、こうした細部のチェックポイントを詳しく解説していきます。
「並行輸入品」「アウトレット品」を装う手口
偽物業者は、購入者の警戒心を解くために「並行輸入品だから安い」「海外アウトレットで仕入れた正規品」などと説明することが多いです。
もちろん本当に海外アウトレットや並行輸入ルートで正規品が安く流通する場合もゼロではありませんが、新作モデルが国内定価の半額以下など極端な安値で売られている場合は、ほぼ偽物と考えて差し支えありません。
特に日本未発売のカラーや限定コラボレーションなどを、異常に安い価格で出品しているケースは要注意です。
並行輸入なら数千円、数万円安くなることはあっても、定価の80%オフや90%オフといった極端な割引は通常あり得ません。
マルジェラ グラムスラムの本物と偽物の見分け方

ここからは、「マルジェラ グラムスラム 偽物」を見分けるために重要なポイントを順番に解説していきます。大別すると、「素材と縫製」「タグと刻印」「価格と販売ルート」「内タグや付属品の日本語表記の違和感」などを総合的にチェックするのが鍵です。
革の質感(ラムスキン特有の柔らかさ)
- 正規品: マルジェラのグラムスラムには高品質なラムスキンが使われることが多く、触るととても柔らかくしっとり。キルティングの膨らみがふっくらとしているため、バッグ全体を軽く押すと弾力が感じられます。
- 偽物: 合皮や低品質の革を使った場合、表面がゴワゴワしていたり硬い場合があります。触ったときに弾力をあまり感じず、妙にペコペコだったり、逆に硬かったりするケースも。また革の匂いが妙に化学的だったり、加工された匂いが強いこともあります。
ただし近年はスーパーコピーで本物に近いラムスキンを使用する例も報告されているため、素材感だけで断定はできません。革の質感と縫製の丁寧さをあわせて見ることが大切です。
キルティングのふくらみ方とステッチの均一感
- 正規品: キルティング部分は綿が均一に入れられ、どこを触っても偏りがなくふかふか。ステッチもまっすぐ整列し、間隔も一定です。
- 偽物: 中綿が偏っていたり、ステッチの縫い目が曲がっている・間隔が不揃いといった粗が出やすい。ミシン目がほつれている、複数の糸が飛び出しているなどの手抜きが見受けられます。
ステッチは目立ちにくい部分(内側の縫い代やポケット裏など)まで丁寧かどうかチェックしましょう。安価な偽物は目立たない所でコストカットをしているケースが多々あります。
カレンダータグ(ブランドタグ)のフォント・縫製

グラムスラムの特徴的なタグは、「0 1 2 3 … 11 … 23」と数字が並び、バッグラインを示す「11」に○印が付いている白いタグです。
- 正規品: タグのコットン生地がしっかりしており、フォントのかすれやにじみがなく、数字の配置や間隔も整然としています。縫い付けも四隅がきちんと留められ、糸処理が美しい。
- 偽物: フォントが太字すぎたり、数字と数字の間隔が微妙に不揃い、生地がザラついている場合があります。また縫い目が曲がっていたり、端がほつれたままのことも。印字がかすれて読みにくい場合や、「11」の○印がずれたり滲んだりするケースも報告されています。
タグを見るときは、素材の質感・フォント・縫い付けの丁寧さを同時にチェックすると良いでしょう。
内タグ(品質表示タグ)や製造国表記の誤字
これは偽物を見抜く強力なポイントの一つです。マルジェラの国内正規流通品であれば、内タグに「株式会社マルジェラジャパン」や連絡先が正確に記載されており、不自然な日本語表記はありません。
- 偽物の例: 「マルジェラジヤパン」「マルジェラジャバン」など、字体の誤植がある。
- 「アイロン禁止」が「アイロソ禁止」になっている、旧字体が混ざるなど意味不明な表記がある。
- フォントが明らかに異なる、印刷のインクが擦れたようで安っぽい、タグの生地が薄くペラペラ。
ブランド側が品質表示タグでそこまで基本的な誤字をすることはあり得ませんから、この種の誤植を発見したらほぼ偽物確定と言っていいでしょう。
金具・刻印・付属品(保存袋・ギャランティーカードなど)のクオリティ
- 金具やファスナー: 正規品の金具はしっかりした重みがあり、メッキも丁寧に施され刻印がはっきり。偽物は金具が軽かったり、メッキが雑で剥がれやすい、刻印が薄い・ずれている場合があります。
- 付属の保存袋: マルジェラの保存袋は白無地でベレー帽状のものが多く、ロゴプリントの巾着型は通常ありません。もし大きく“MAISON MARGIELA”などとプリントされた巾着袋が付いてきたら、それ自体が偽物の付属品の可能性が高いです。
- ギャランティーカード: 仮にカードがついていても紙質や印字が安っぽい・英語の綴りがおかしいなど違和感がないか確認してください。偽物が付けるカードは大抵クオリティが低い傾向にあります。
付属レシートや販売証明書の真偽

出品者が「百貨店で買った証拠」としてレシートを添付してくるケースがありますが、中には偽造レシートも存在します。
- レシートに明らかな誤字(部署名が「紳士鞄」ではなく「紳士鞠」など)。
- 日付やアイテム名、金額が妙に不自然。
- 店舗の電話番号や住所が異なる。
レシート自体の作りをよく観察し、発行機の印字フォントやバーコードの具合などもチェックすると、偽物かどうか見破れる場合があります。
レシートがないから即偽物というわけではありませんが、「ある」と言いながら提示を渋る出品者は怪しいとみてよいでしょう。

マルジェラ グラムスラムの素材・縫製・タグ・内部仕様をさらに徹底解説

前章ではグラムスラムの本物と偽物をざっくり見分けるポイントを挙げましたが、ここではもう少し踏み込んで「素材・縫製・タグ・内部仕様」について詳細に解説します。
実際に手にしたとき、あるいは出品写真を見るときの参考にしてください。
ラムスキンと合皮の違い:見た目・触り心地・匂い
グラムスラムで使用されるラムスキン(子羊革)は、一般的な牛革よりも繊維が細かく柔らかいのが特徴です。
表面に細かいシワやスレが発生しやすい半面、質が良いものは手に吸いつくような触感を持ちます。
- 正規品のラムスキン: 触ったときにやわらかな弾力を感じ、手の温度を少し吸収してくれるような感覚があります。目視でも自然な光沢や、繊維の密度が細やかなのがわかるでしょう。匂いは革独特の香りがするものの、化学的なにおいは強くありません。
- 偽物の合皮: 表面が均一すぎたり、プラスチックのような光沢を帯びている場合があります。触るとゴワつきがあったり、あるいは逆にペラペラで張りがなかったり。鼻を近づけると合成樹脂系の匂いが強いことも。ただし最近はPUレザーなど精巧な合皮もあるため、匂いや見た目だけでは断定できないケースもあります。

フロントタグ(カレンダータグ)の細部:生地感・数字の並び方
グラムスラムのアイコンとも言えるフロントのカレンダータグは、以下の点をじっくり確認してください。
- タグの生地: 本物はやや厚手のコットン生地で、表面がすべすべしている一方、偽物は粗い繊維のものも多いです。
- 数字のフォントと間隔: 0〜23までの数字がきれいに印刷され、「11」に○印が正確に付いています。偽物は数字の大きさや太さが不揃い、丸印の形状・位置が微妙にずれていることがよくあります。
- 縫製: 四隅のステッチが一直線に綺麗に縫い留められ、ほつれや曲がりがほとんどありません。偽物は曲がっていたり、縫い付け部分に余分な糸が飛び出していたりします。
内タグの日本語表記ミスや誤植例を写真比較
日本国内に正規輸入された製品なら、日本語の品質表示タグや会社名(株式会社マルジェラジャパン)が記載されることがあります。偽物業者はこれを真似ようとしますが、誤字やフォント不一致などのミスが起きやすいです。
- よくある誤植:
- 「マルジェラジャパン」が「マルジェラジヤパン」「マルジェラジャバン」になっている
- 「色が移りやすい」が「色が移ゐ」など旧字体が混ざる
- 「アイロン禁止」が「アイロソ禁止」など変な置き換え
- 「MADE IN ITALY」が「MADE IN ITALIA」など国名表記が誤っている
印字がにじんで読みにくい場合や、縫い付けがいい加減な場合も怪しいサインです。実際の正規タグと偽物タグの写真比較をネットで検索すると、違いがよくわかります。
ショルダーストラップと金具の質感・刻印・耐久性
- 正規品: ストラップやバックル部分にブランドロゴやシリアルが入っていることがあり、刻印がくっきりしています。金具に重みがあり、ストラップの長さ調整穴も均等かつ丁寧に仕上げられ、縁のコバ塗りも美しい。
- 偽物: 金具が軽すぎたり、メッキが剥げやすかったりします。刻印が薄かったり字体がおかしい、ストラップ穴が不揃い、縁の処理が雑など細部に粗が見えます。
内部ポケット・裏地・ファスナーの仕上げ具合
- 裏地: グラムスラムはふかふかのキルティングの下にしっかり裏地がついており、内側ポケットの縫製も丁寧です。偽物だと裏地がペラペラの安っぽい素材だったり、ポケット数や配置が本物と異なる場合があります。
- ファスナー: 正規品ではYKK社製ファスナーやその他高品質ファスナーブランドを使用し、開閉がスムーズ。一方で偽物は安価なノーブランドファスナーで、動きがぎこちない、或いは噛み合わせが悪いことがあります。

グラムスラム 偽物を買ってしまうリスク

グラムスラムに限らず、「安いから偽物でもいいや」と考えてしまう人もいますが、偽物を所持・購入することには想像以上のリスクが伴います。
すぐ壊れる、修理できないなどの品質面リスク
偽物は素材と作りが劣悪であることが多く、少しの使用でステッチが解れたり、金具が壊れたりするリスクがあります。
また、本物ならブランドのアフターサービスや修理受付をしてもらえますが偽物は当然受けられません。
結果的に短期間で使い物にならなくなり、安物買いの銭失いとなる可能性が高いです。
法的リスク(商標権・著作権侵害、税関での没収など)

- 海外から個人輸入した場合: 知的財産権侵害が疑われれば、税関で没収される可能性が高いです。悪質とみなされれば罰則を受けるケースもあります。
- 販売行為: 偽物と知りながら売る行為は商標法違反で厳しい処罰(10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金)が定められています。フリマアプリで偽物を出品して逮捕される例もあり、決して軽い問題ではありません。
転売時の違法性と消費者トラブル
仮に知らずに偽物を買ってしまい後日中古品として転売した場合、買い手から「偽物だ」と指摘されればトラブルになります。
評価や返金だけでなく、最悪の場合は詐欺行為として警察沙汰になるリスクも。
自分が偽物と知らなかったとしても、大きなトラブルに発展する可能性をはらんでいます。
反社会的勢力への資金流入の可能性
偽物を売買することで、その利益が反社会的勢力に渡る場合も指摘されています。海外のコピー工場が人身売買や違法労働などと紐付いている例もあり、知らずにそういった組織を支援してしまうことになるかもしれません。ファッションを楽しむうえで、社会的・道徳的にも偽物には加担しないのが望ましいです。
倫理的側面:ブランド文化と創作者への敬意
マルジェラをはじめとするブランド製品には、デザイナーや職人の技術、創造力、歴史が詰まっています。
偽物を購入することは、そうした正当な評価や対価を否定し、文化的価値を毀損する行為とも言えます。
たとえ費用面でハードルがあるとしても、本物を選ぶことが長期的に見て自分の満足度にも繋がるでしょう。

グラムスラムはどこで偽物が多く売られている?
フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)の実態

メルカリやラクマといったフリマアプリは、個人が手軽に不要品を売買できる便利な場ですが、その手軽さゆえに偽物の温床にもなっています。
アプリ運営側は規約で偽物を禁止し、通報を受けたら削除・アカウント停止などの措置をとってはいますが、出品数が膨大すぎてすべてをカバーしきれていません。
実際に「グラムスラム 新品」「マルジェラ グラムスラム 並行輸入品」などの検索でヒットすると、相場より明らかに安い価格帯で多数出品されているのが確認できます。
ユーザーがコメントで「本物ですか?」と尋ねても「アウトレットで買ったため安い」などと曖昧に答えてごまかす出品者が多いのが実情です。
ヤフオク・モバオクなどオークションサイトのリスク
フリマアプリより歴史が長いヤフオクも同様で、ブランド品が数多く出品されている一方で、偽物が紛れ込むリスクも一定数存在します。
オークションの場合、落札後のキャンセルが難しいケースも多く、偽物と発覚しても出品者に逃げられるなどのトラブルが起こりやすい点に注意が必要です。
オークションを利用するなら、事前に出品者の評価を詳しく見て「偽物だった」などのコメントがないかチェックし、怪しい要素が少しでもあれば避けるのが無難でしょう。
SNS広告や怪しい海外通販サイトの注意点

InstagramやFacebookなどSNSの広告を見てアクセスすると、大幅割引のマルジェラ製品がずらりと並ぶ怪しい通販サイトに飛ぶことがあります。
見た目はそれっぽいデザインで正規ショップに似せているものの、運営会社の情報が曖昧、住所や連絡先が海外、中国語のまま……といった具合です。
こうした偽通販サイトで購入すると、クレジットカード情報を不正利用される危険や、粗悪なコピー品が送られてくる、あるいは商品自体が届かないといった詐欺被害にも繋がりかねません。SNS経由の激安セールは疑いを持って臨むのが賢明です。
並行輸入品を謳う個人輸入・卸売業者の実態
日本での定価より安価に買える場合がある並行輸入品ですが、当然ながら信頼できる並行輸入ショップも存在します。しかし、中には実際には中国のコピー工場から仕入れた偽物を「ヨーロッパのアウトレット品」と称して売りさばく悪質業者が混在しています。
「価格が安すぎる」「国内保証書や正規代理店タグが一切ない」「購入時のレシートを見せてくれない」など不審な点があれば、並行輸入という言葉を鵜呑みにしないことが大切です。
AACD(日本流通自主管理協会)会員の業者であればある程度信頼度が高いといわれていますが、それでも細部の確認は怠らずに。
巧妙に偽装された「公式アウトレット」の偽サイト
検索エンジンやSNS広告で「マルジェラ アウトレット 公式」などと打ち込むと、公式サイトを装ったページが出てくることがあります。ドメインが微妙に違い、「maisonmargielajapanofficialoutlet〜」など長ったらしいURLだったり、問い合わせ先がgmailなどフリーメールになっていたりするのが特徴です。
一見すると商品画像がきちんと並んでおり、口コミやレビューが掲載されているかもしれませんが、それも大半は偽装の可能性が高いです。
実在しない店舗情報や公式ロゴを流用しているだけの場合もあるため、公式アウトレットを名乗っていても安易に信用しないよう注意してください。
ぐらむスラムの偽物を避けるための具体的対策・購入チェックリスト

信頼できるショップ(ブランド古物店・質屋・大手リサイクル)を選ぶ
「安全にグラムスラムを手に入れたいけど、中古価格で抑えたい」と考えるなら、まずはブランド古物店や質屋など、鑑定士が在籍している店舗を検討しましょう。ギャラリーレア、コメ兵、ブランディア、RINKAN、BRAND OFF、かんてい局などはブランド品の真贋チェック体制が整っており、万一偽物であれば返金保証を設けている場合もあります。
出品者情報・過去評価・取引履歴の確認方法
フリマアプリやオークションで購入するなら、出品者のプロフィールや過去の取引履歴を徹底的に確認しましょう。
- 取引件数が少ない新規出品者で、高額ブランド品ばかり複数出品している
- コメント欄で「偽物が届いた」など指摘されている
- 評価コメントが明らかに自作自演ぽい
このような要素があればリスクが高いと判断して回避するのが賢明です。
商品写真・説明文・追加撮影の要請ポイント
出品写真が公式サイトからの転載のみだったり、バッグ正面の写真しかなくタグや内部の写真がない場合は、追加で撮影を依頼しましょう。
- カレンダータグのアップ
- 内タグの日本語表記がわかる写真
- 金具の刻印
- 保存袋や付属品
もし出品者が撮影を拒否したり、はぐらかす場合は要注意です。誠実な出品者であれば、真贋を疑う質問にも丁寧に対応してくれるはずです。
価格相場と乖離がありすぎる場合の危険信号
グラムスラムの新品定価はサイズやモデルにもよりますが20万〜30万円台が多く、中古でも状態が良いものは10万円以上で取引されるのが一般的です。
- 新品同様のものが3〜4万円で出品されている
- 流通が少ないレアカラーが異常に安い
こうしたケースはまず疑ってかかるべきでしょう。相場を調べずに「安いからラッキー!」と飛びつくと偽物を掴まされやすくなります。
プラットフォームの補償制度(メルカリ・ラクマなど)の使い方
フリマアプリには「商品が偽物だった場合に返金保証を行う」制度が用意されていることがあります。
- メルカリの「メルカリあんしん補償」
- ラクマの「偽物保証プログラム」など
ただし、これら補償を受けるには受取評価をする前に偽物であることを運営に伝え、証拠を提出する必要があります。受取評価後に気づいた場合は補償対象外になることもあるので、商品到着後はすぐに検品しましょう。
購入後の検品と真贋鑑定サービスの活用
購入したら開封直後に細部を徹底チェックしましょう。タグ・内タグの誤字、ステッチや金具の作り、保存袋の形状などを本記事で紹介したポイントに照らして確認します。
もし少しでも疑念があるなら、ブランド鑑定士や質屋などに持ち込んで真贋を調べてもらうのもおすすめ。
鑑定結果が偽物であれば、フリマアプリやショップ側に連絡して返品・返金対応を求めることができます。

グラムスラムを安心して正規品を入手するには

最も確実なのは、マルジェラの直営店や公式オンラインストアで新品を買うことです。値は張りますが、100%本物でアフターサービスも受けられます。
もし中古にこだわらないのであれば、この方法がいちばん安心と言えるでしょう。
マルジェラ直営店・公式オンラインストアでの購入メリット
- 確実に本物: 偽物の心配が一切ない。
- アフターサービス: 不具合や修理が必要になったとき、正規店で対応可能。
- 最新モデル・限定品: 直営店・公式サイトでは新品リリースと同時に手に入る。
もちろん定価販売なので値引きは基本ありませんが、安心とブランド体験という面では最優先に考えてもいい選択肢です。
百貨店や有名セレクトショップ(国内正規代理店)での確実性

伊勢丹、新宿高島屋、バーニーズニューヨークなどの百貨店や有名セレクトショップは、メゾンマルジェラの国内正規代理店として品揃えしている場合があります。
こうした店舗で買えば正規輸入ルートなので保証も確かです。
新品だけでなく、セール時期には一部割引販売されることもあるため、直営店より多少安く手に入る可能性もあります。
公式アウトレット店舗の利用と注意点
マルジェラは御殿場プレミアムアウトレットなどの施設に直営アウトレット店を出店する場合があります。
シーズンオフ商品などが正規価格より割引されていることもあるため、お得に手に入るチャンスがあります。ただし人気アイテムや最新モデルはあまり出回らないため、必ずしもお目当てのグラムスラムが見つかるわけではないでしょう。
また、偽物の「なんちゃってアウトレットサイト」も存在するため、必ず公式のアウトレット店舗かどうかを事前に調べてから訪問・購入することが大切です。
AACD会員など信頼できる並行輸入業者の見極め
並行輸入でも、AACD(日本流通自主管理協会)会員の業者は厳しい基準をクリアしているため、偽物混入リスクはかなり低いと考えられます
。正規代理店と違いメーカー保証が受けられない可能性はありますが、それでも怪しいネット業者に比べれば信頼度は高いです。
購入前にショップの実店舗所在地や連絡先などを確認し、運営会社情報がしっかり公開されているかチェックしましょう。
購入後のアフターサービスとメンテナンス
グラムスラムは繊細なラムスキンを使っているため、傷や汚れには注意が必要です。
本物を長く使うには、レザーケアを定期的に行うことが理想的。正規店で購入すれば、万一不良箇所があった場合に店頭対応で修理や交換をしてもらえます。
中古であっても正真正銘の本物であれば、ブランドでの有償修理を受け付けてもらえる場合があるため、結果的に愛用期間が長くなるでしょう。
グラムスラムを中古でグラムスラムを買う手順
ここでは、中古のグラムスラムを安全に手に入れるための流れを時系列でまとめました。
狙うモデル・カラー・サイズをリサーチ
まずは公式サイトやブランド解説を見て、自分が欲しいグラムスラムの型番やサイズ、色、シーズンなどを明確にしましょう。
中古サイトを巡る前に、「どのモデルをいくらぐらいで狙うか」を決めておくと、相場との比較がしやすくなります。
相場把握と事前に準備すべき知識
- 相場調査: フリマアプリや中古ブランドショップのオンライン在庫をチェックし、おおよその価格帯を把握します。状態Aランクで10万円前後、使用感ありなら7〜8万円程度など、大まかな目安がわかるでしょう。
- 偽物対策知識: 本記事などで紹介している偽物の特徴を頭に入れ、購入前に確認すべき点をメモしておく。
実店舗での購入とオンライン購入の比較
- 実店舗(質屋・中古ブランドショップ): 実物を手にとって確認できるのが大きなメリット。
店員とのコミュニケーションで疑問点をすぐ解消でき、万一偽物なら返金保証のある店が多い。 - オンライン(フリマアプリ・オークション・中古ECサイト): 自宅にいながら多くの在庫から選べるが、写真だけでは細部の状態を把握しにくい。慎重にやり取りする必要がある。
時間と手間を節約したいなら実店舗、掘り出し物を狙うならオンラインもアリ、という具合にメリット・デメリットを天秤にかけて選択します。
購入後の検品から返品交渉までの流れ
- 商品到着後すぐに開封し、タグや金具、内タグの誤字など本記事で挙げたポイントをしっかりチェック。
- 少しでも怪しければフリマアプリなら受取評価をせずに運営に問い合わせ、真贋を調査してもらいます。中古ショップなら連絡して返品や鑑定の相談を。
- 真贋鑑定サービスを利用したり、ブランドに問い合わせる方法もあります。偽物である証拠を揃えれば、返品・返金が成立しやすくなります。
長く愛用するためのケア方法(レザーケア、保管の仕方)
- 定期的なお手入れ: 表面のホコリや汚れは柔らかい布で拭き取る。ラムスキン用のレザークリームを少量塗って保湿するのも効果的。
- 保管方法: 高温多湿を避け、付属の保存袋(本物の白無地ベレー帽状のもの)に入れ、直射日光の当たらない場所に置く。
- 専門店でのメンテナンス: 縫製や金具が傷んできた場合は、専門の修理店や正規店に相談すると長く使えます。

グラムスラムの偽物撲滅とファッション業界の取り組み
ブランド側によるホログラムやICチップ導入などの対策
ルイ・ヴィトンやグッチなど多くのブランドが、真贋判別を容易にするためにホログラムシールやRFIDチップを製品に埋め込むなどのハイテク対策を進めています。
マルジェラでも将来的にそうした技術を導入する可能性はあり、すでに一部製品ではQRコード付きタグなどが採用されはじめています。
税関や警察など公的機関の取り締まり強化
輸入時の段階で偽物を発見すれば、税関が没収・廃棄するなどの措置を取っています。
また、大規模なネット通販サイトで偽物が大量に売られている場合、警察や特許庁が捜査を行うことも。
法整備が進むことで、偽物ビジネスが根絶されることが期待されていますが、まだまだ途上段階と言えるでしょう。
SNS・フリマアプリ運営の責任とガイドライン
インターネットを介した個人間取引が急増した現在、プラットフォーム運営者側の責任も問われています。
メルカリなどはブランド品の真贋に関するガイドラインを設け、偽物出品を発見次第アカウント停止や削除を行っているものの、完全撲滅には至っていません。
利用者自身も疑わしい出品を見つけたら通報するなど協力が欠かせません。
消費者ができること:通報と啓発活動
偽物を見つけたら買わないだけでなく、出品プラットフォームに通報し、周囲にも情報を共有することが大切です。SNSなどで拡散する際には誹謗中傷にならないよう注意が必要ですが、啓発活動を進めることで被害を未然に防ぐことができます。
ブランドの価値を守るために
マルジェラをはじめ、数々のクリエイターが何年もかけて築き上げたブランドの価値は、知的財産として尊重されるべきです。偽物を買ってしまう人が少なくなれば、偽物ビジネスの需要は減り、結果的にブランドや正規ユーザーを守ることに繋がります。
まとめ:偽物を避け、本当に価値あるグラムスラムを手に入れよう
ここまで、マルジェラ グラムスラムの偽物を回避するために必要な知識を詳細に解説してきました。要点を振り返ると以下の通りです。
- グラムスラムの魅力
- ふっくらとしたクッション状のキルティングレザーが特徴で、2018年春夏コレクションでデビュー。ラムスキンの柔らかさとモードなデザインが人気を博している。
- 偽物が多発する背景
- 人気アイテムゆえに大量のコピーが出回る。フリマアプリやネットオークション、並行輸入を装った業者が主要な流通経路。
- 本物と偽物の見分け方
- ラムスキン特有の質感、ステッチやカレンダータグのディテール、内タグの日本語表記ミス、金具の刻印、保存袋の形状などを総合的にチェック。
- 偽物を買うリスク
- 品質面での問題(すぐ壊れる、修理不可)、法的リスク(商標権侵害)、転売時のトラブル、反社会的勢力への資金流入など。
- 安全な購入方法
- 信頼できるブランド古物店や質屋で鑑定保証付きの中古を買うか、直営店や百貨店、公式オンラインストアで新品を購入するのがベスト。
- フリマアプリやオークションを利用する場合は、出品者評価と商品情報を徹底的に確認し、怪しければ遠慮なく避ける。
- 購入後の対応
- すぐに検品し、偽物の疑いがあれば受取評価せずに運営に連絡。真贋鑑定サービスの利用も検討。正規品であればメンテナンスしながら長く愛用可能。
グラムスラムは、その独特のデザインと柔らかいラムスキンが魅力で、多くのファッショニスタから愛されています。しかし偽物を掴んでしまうと、その魅力を堪能するどころか様々なリスクとトラブルに巻き込まれかねません。
「怪しいと感じたら立ち止まる。細部をチェックする。不自然な点があれば買わない」という基本を守れば、偽物を避ける確率は格段に上がります。ぜひ正真正銘のグラムスラムを手に入れ、本来のクオリティとデザインを楽しんでいただきたいと思います。


参考文献・引用リンク一覧
- 警察庁 – オークション詐欺・フリマサイト詐欺対策 詐欺全般への注意喚起。フリマやオークションでの偽物出品や代金詐欺への対策がまとめられている。
- 日本流通自主管理協会(AACD)公式サイト 偽造品を取り扱わない業者を認定する団体。会員ショップであれば真贋チェックの信頼度が比較的高い。
付録:より詳しく知りたい方へ
最後に、グラムスラムやメゾンマルジェラの世界をより深く知りたい方へのトピックをいくつか付録として挙げておきます。いずれもマルジェラファンなら興味をそそられる内容でしょう。
- マルジェラの歴史とアントワープ派の系譜 マルタン・マルジェラがどのような経緯でファッション界に登場し、アントワープ王立芸術学院とどのような関わりがあるのか。その革新的デザインが一体なぜ世界的注目を集めたのかを探究すると、グラムスラムのような実験的バッグの背景にも理解が深まります。
- 実際の「アトリエ」写真やスタッフインタビュー メゾンマルジェラのアトリエはパリにあり、壁一面真っ白な内装やスタッフの白衣など、非常に独特な雰囲気があると言われます。公式のムービーや雑誌インタビューなどでその様子が断片的に紹介されています。
- 他の人気バッグとの比較:5AC、スナッチバッグ、ジャパニーズバッグなど マルジェラのバッグはグラムスラム以外にも個性的なものが多数あります。5ACは比較的シンプルなシェイプながら、内側から覗くキャンバス部分などマルジェラらしい仕掛けが人気。ジャパニーズバッグは折り紙をモチーフにした三角形フォルムが特徴的。これらとグラムスラムの違いや、偽物の横行状況も気になるところです。
- 最新コレクションや限定コラボ ガリアーノ期に入り、コラボレーションやクリエイティブなイベントが増えたマルジェラ。グラムスラムの派生モデルやシーズン限定カラーなども発売されることがありますが、人気が高いと偽物も早い段階で出回りがちです。定期的にコレクション情報をチェックすることで、相場や偽物状況を把握する手がかりにもなるでしょう。
- アフターサービスと正規修理の実態 マルジェラを含め、高級ブランドのアフターサービスの質はブランドごとに異なります。正規店購入なら無償保証期間があったり、有償でも純正パーツで修理してもらえるなど、安心感が大きいです。中古購入でもレシートや保証書がなくても有料で修理を受け付けてくれることがあるため、一度ショップに問い合わせてみましょう。
本記事は長文となりましたが、「マルジェラのグラムスラムの偽物」の回避に必要な情報をできる限り詰め込みました。
ご自身や周囲の方が安心してファッションを楽しめるよう、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
- 結論として、グラムスラムは非常に魅力的なアイテムですが、それゆえに偽物も多いのが現実です。
- しかし、本記事で解説したような見分け方と購入時の注意点を押さえておけば、リスクを大幅に減らせます。
- 本物を手にしたときのあの「ふっくら柔らかいラムスキン」の感触は、偽物には決して再現できません。
あなたが正真正銘のグラムスラムを手に入れ、そのモードでユニークな世界観を存分に味わえることを願っています。
以上、長文ではございましたが、「マルジェラ グラムスラム 偽物」をキーワードとした徹底解説記事でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

